ファウンデーションあれこれ

補正下着についてのブログです。

骨格(下肢)

下肢の骨格は、体幹下部(下肢帯)と、股関節から先の自由下肢の部分を範囲とする。片側で8種類31個の骨がある。

下肢帯を代表する骨は骨盤だが、これも複数の骨からなる骨格である。うつわ状の骨盤は、左右2枚の寛骨が前方では軟骨性の恥骨結合でつながり、後方では仙骨との間に耳の形をした仙腸関節で結合しつつ、仙腸靭帯・仙棘靭帯・仙結節靭帯の3つで強固につながっている。寛骨は最大の扁平骨だが、思春期頃までは腸骨・坐骨・恥骨それぞれが独立してあり、Y字型の軟骨性結合部でつながっている。これが成人になると骨化して融合し、1つの大きな骨になる。腸骨部分は股関節から上に向かって広がる扇形状を持ち、内側のへこみ(腸骨窩)で腸を支える。外側には皮膚下まで張り出して腸骨陵をつくり、この部分は体表から触れることができる。この前端部は上前腸骨棘と呼ばれ、体表の基準点に使われる。一方後側の上後腸骨棘は体表に「ビーナスのえくぼ」と言うくぼみをつくる。坐骨は寛骨の後方下部に当たり、全体はL字型に曲がっているため角の坐骨結節は体表から触れることができる。恥骨は寛骨の前方下部に当たり、「く」の字型に曲がっている。坐骨と恥骨の間には閉鎖孔という穴がある。

骨盤結合部の外側には半球状に深くくぼんだ寛骨臼があり、ここに大腿骨の頭部がはまって股関節をつくる。骨盤は全体で、かかる体重を脊椎から受け脚の骨に伝える支持の役割を持ち、膀胱・子宮・卵巣・直腸などの骨盤内臓を保護する。また骨盤は男女で形が異なり、男性では全体がハート型で内側は狭い漏斗形なのに対し、女性では横楕円型で内側は広い円筒形をしている。

脚部の骨格は、骨盤から下の太腿部にある大腿骨と、足首(足関節)まで続く脛部にある脛骨・腓骨が膝関節を介して接続した構造である。大腿骨は単独では人体で最も大きな骨で、上端の球状部(大腿骨頭)が寛骨臼につながり、やや外側下方に伸びる大腿骨頚を経て下方に伸びる大腿骨体がある。下端では幅が広がり、末端に内側顆と外側顆という2つの楕円形隆起およびその間のくぼんだ顆間窩がある。ここと対面する形で、脛骨上部の外側に広がった2つの隆起が組み合いながら、2本の十字靭帯で接続される。お互いの骨が接する部分にはそれぞれ半月板があり、これら全体を内外両方で副靭帯が覆う。そして前面には、俗に「膝のおさら」と呼ばれる逆三角形に近い扁平の膝蓋骨がある。脛部を支えるもう一本の腓骨は膝関節に直接関与しておらず、その骨頭は外側側副靭帯に付着する形で連結する平面的な脛腓関節をつくる。

足の骨は、足根骨・中足骨・指骨の3グループに区分される。足根骨は脛骨・腓骨と足関節を形成する距骨と、その下後方に突き出して踵を形成しつつアキレス腱とつながる踵骨がある。この2つは足を構成する他の骨と比べて非常に大きい。2つの足根骨と前方で接続する5本の管状骨が中足骨であり、足の指の骨になる指骨との仲立ちをする。これら足の骨は筋で強く結合しており、足の内側で脛骨から伸びる三角靭帯で支えられながら、足弓と言われるアーチ(土踏まず)を形成する。これは直立二足歩行を行う際の衝撃分散・緩和・吸収機能を持つ。

 
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