ファウンデーションあれこれ

補正下着についてのブログです。

西洋型脚絆 巻脚絆(巻きゲートル)

巻脚絆とは包帯状の細い布を巻いて脚絆を作るもの。19世紀末頃から使われ始める。世界の軍隊の軍装品としては第一次世界大戦をピークに、第二次世界大戦頃まではレギンス型や長靴とともに各国の軍隊で広く用いられた。脚絆の一端には脚絆を最後に固定するための紐が取り付けられている。欠点としては、上手に巻くには慣れが必要で時間がかかり、高温多湿の環境下ではシラミなど害虫の温床になりやすい。第二次大戦後に編上げ式の半長靴が普及するにつれてとって代わられ、レギンス型と異なり儀礼的な軍装品としても形を残していない。民間では第二次大戦頃までは軍隊と同様に広く普及していたが、現代ではほぼ廃れている。

日本陸軍 - 日露戦争中に採用され、日露戦後に徒歩本分者の被服とされた。数種類の巻き方があり、いったん巻いた脚絆の上下(足首と膝下)を固定用の紐でさらに締め、紐がすねの前で交差する巻き方は「戦闘巻」と俗称された。
日本海軍 - 陸戦装備としては1930年代に士官下士官兵共通の被服として採用され(陸戦隊被服)、艦船勤務の将兵であっても広く普及していた。
ソ連赤軍 - 第二次大戦初中期の物資不足の時勢に本来の長靴に代え、編上靴と巻脚絆を支給した。
ドイツ国防軍武装親衛隊 - 山岳猟兵といった、特に脚に負担が掛かりやすい兵科では長靴ではなく編上靴と巻脚絆を支給した。
他にイタリア陸軍、フランス陸軍、中国国民革命軍等でも第二次大戦まで、イギリス陸軍、アメリカ陸軍では戦間期まで使用されていた。


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